火葬場に着くと、火葬場の係員によって、柩が炉の前に運ばれます。みんながそろったことを確認してから、柩は炉の中に収められます。柩が炉の中に収められたら、炉の前に設置された焼香台で、喪主から順に全員で焼香します。その際に、僧侶が同行していれば、読経も行われます。
火葬にかかる時間は火葬場によって異なり、短いところで40分、長いところで2時間くらいです。その間、控え室で待つことになります。隣室の他の家族の迷惑にならないよう、静かに待機しましょう。
●神式の場合
柩を炉に入れる前後に「火葬祭」を行います。斎主が祭詞を奏上し、遺族や友人たちが順に玉串奉奠をします。
●キリスト教式の場合
火葬に先立って、牧師または神父が祈りを捧げ、聖書の朗読などを行います。
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